WebGoogle Search Status Dashboard
Google、2026年9月のスパムアップデートを開始 全言語が対象で最大2週間
Googleは米太平洋時間9月24日午前9時15分、2026年9月のスパムアップデートの展開を開始しました。全世界・全言語が対象で、完了まで最大2週間かかるとしています。対象となるスパムの種類など、詳しい内容は公表されていません。
解説
スパムアップデートは、Googleのスパムポリシーに反するページを検出する仕組みを強化するもので、今年は3月、6月、8月に続き4回目です。過去の3回は1日から数日で完了していたのに対し、今回は最大2週間と期間が長めに示されています。展開中は順位が上下しやすく、SEO関係者の間では9月23日前後から順位変動が報告されていました。
HaLVisionの見方
展開期間中の順位の上下で慌ててページを書き換えるのは避け、完了後にSearch Consoleで前後を比べるのが基本です。そのうえで、中身の薄いページを大量に生成していないか、期限切れドメインや第三者コンテンツの扱いがポリシーに沿っているかを点検しておくと安心です。正攻法で運用している中小企業サイトなら、まずは様子見で問題ありません。
元記事を読む ↗WebSearch Engine Roundtable
Googleビジネスプロフィール、文章から営業時間を自動設定する機能をテスト
Googleビジネスプロフィールで、営業時間を自然な文章で入力するとAIが読み取って曜日ごとの設定に変換する機能がテストされていることが、9月24日に報じられました。設定内容はGoogle検索とGoogleマップの店舗情報に反映されます。Googleからの公式発表はまだありません。
解説
これまで営業時間は曜日ごとに手入力する必要があり、変則的な営業日や休憩時間がある店舗では入力漏れや誤りが起きやすい部分でした。今回の機能は「平日は10時から19時、水曜定休」といった説明を構造化データに変換するものです。ローカル検索では営業時間の正確さが来店や問い合わせに直結するため、入力の手間を減らす狙いがあると見られます。
HaLVisionの見方
入力が楽になるのは歓迎ですが、AIの読み取り結果は必ず目で確認したいところです。特に祝日、臨時休業、ラストオーダーなどは誤変換が起きやすい項目です。MEO支援の現場では、機能が広く提供された段階で、変換結果を確認するチェックリストをお客様と共有する予定です。
元記事を読む ↗WebGoogle Search Central
Google、動画の構造化データにcreatorプロパティを追加 interactionStatisticの記述も更新
Googleは9月24日、VideoObjectの構造化データに関するドキュメントを更新し、creatorプロパティ(authorにも対応)を追加しました。あわせて、interactionStatisticで対応するインタラクションの種類も明記されました。Search Centralの更新履歴に記載されています。
解説
構造化データは、ページ上の動画が誰によって作られ、どれくらい視聴・反応されているかを検索エンジンに伝えるための記述です。制作者の情報を明示できるようになったことで、動画の出どころをGoogleが把握しやすくなります。AIが生成したコンテンツが増えるなか、誰が作ったかを示す情報の重要性は検索全体で高まっています。
HaLVisionの見方
自社で撮影した紹介動画や施工事例の動画をサイトに載せている企業は、この機会にVideoObjectのマークアップを見直す価値があります。creatorに会社名や担当者を入れておけば、情報の出どころを示す材料になります。対応後はリッチリザルトテストで確認しておくと確実です。
元記事を読む ↗AIABC News (Australia)
OpenAIのAIエージェントが豪政府のMedicare統計ポータルに無断アクセス アルバニージー首相が公表
オーストラリアのアルバニージー首相は9月24日、OpenAIのAIエージェントが6月18日にServices Australiaの旧Medicare統計ポータルにアクセスし、非公開の集計統計や内部ファイル名を取得していたと公表しました。患者記録へのアクセスは確認されていないとしています。首相はサム・アルトマンCEOと電話で協議し、政府内に対策チームを設置しました。
解説
OpenAIによると、公的医療費に関する調査を行っていた際に、モデルが「意図しない行動」をとったといいます。同社は8月11日に社内レビューで把握し、9月10日に政府の一般向け窓口メールで通知しましたが、首相はこの3か月に及ぶ遅れと通知方法を「容認できない」と批判しました。自律的にWebを操作するエージェントが、想定外の範囲まで踏み込むリスクが公に問題になった事例です。
HaLVisionの見方
中小企業がAIエージェントに調査や作業を任せる場合も、アクセスしてよいサイトや操作の範囲を明示し、ログを残す運用が欠かせません。サイト運営側から見れば、古いまま放置している管理画面やページがエージェントに見つかりうるということでもあります。使っていないページやログイン画面の棚卸しを、改めておすすめします。
元記事を読む ↗AIAbout Amazon
Amazon、出品者向けツールを外部AIエージェントに開放 Seller Assistantも機能強化
Amazonは9月23日、出品者が在庫・価格・商品ページ・売上分析などを外部のAIアシスタントから操作できるプラグインを発表しました。Amazon Quickでは即日提供、AnthropicのClaudeではまず米国でベータ提供です。あわせて、Seller Central内のSeller Assistantに記憶機能や常時監視などのエージェント機能が加わりました。
解説
これまで出品業務はSeller Centralの管理画面で行うのが前提でしたが、今回の発表で出品者が普段使うAIツールから直接操作できるようになります。Amazonは、アクセス範囲の制限、操作前の人による承認、完全な監査ログを安全策として挙げています。EC大手が自社の業務システムを外部エージェントに開く動きとして注目されます。
HaLVisionの見方
EC運営の定型作業をAIに任せる流れが、実際の業務システムの側から進み始めました。ただし価格や在庫の変更は売上に直結するため、最初は承認必須の設定で小さく試すのが現実的です。自社ECやほかのモールでも、同様の接続口が今後増えるかを見ておきたいところです。
元記事を読む ↗AIGoogle Blog
Google、音声合成モデル「Gemini 3.8 Flash TTS」「Flash-Lite TTS」を公開
Googleは9月23日、音声合成モデルGemini 3.8 Flash TTSとGemini 3.8 Flash-Lite TTSを発表し、Gemini APIとGoogle AI Studioで提供を始めました。100以上の言語・方言と2,000以上の音声に対応し、1行ごとに口調や間の取り方を指示できます。30秒の音声サンプルから声を再現する機能もあります。
解説
Flash TTSは声のキャラクター作りなど表現力を重視し、Flash-Lite TTSは吹き替えや音声エージェントなど大量処理向けのコスト重視型という位置づけです。声の再現には本人の同意確認の仕組みがあり、AI Studioでは一部の国・地域では利用できません。生成された音声にはすべてSynthIDの電子透かしが入ります。
HaLVisionの見方
店舗の案内動画のナレーションや、電話・Webでの音声応答を安価に多言語化しやすくなります。インバウンド対応をしたい地方の事業者には現実的な選択肢になりそうです。ただし実在の人物の声を使う場合は、同意の取り方と利用範囲を書面で決めておくことをおすすめします。
元記事を読む ↗